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教会を辞めて、韓国に勉強に行くことにしました   

韓国教会研修(その1)

2005年2月21日

北川一明   

 日本のキリスト教会は近年伝道が停滞し、特に西日本では教勢の落ち込みが激しいといわれて久しくなりました。私は高知県の中村栄光教会で8年間、夫婦で伝道しましたが、自分たちの力量不足を痛感させられてまいりました。
 日本の教会に比し、妻の母国である韓国のキリスト教会では、長く安定した教勢を保っております。90年代前半は成長の伸びが鈍化したものの、近年再び伝道が活発に進展しているようです。
 私どもは、こうした韓国教会にその信仰と説教、牧会のあり方を学ぶため、2005年度一年間の韓国教会にて研修を行う志を立てました。
 私ども自身の信仰の糧とすると同時に、日本のキリスト教伝道に役立てたいと願ってのことです。また、将来日韓両国教会の相互交流の架け橋の役を担うことができればと、そのこともあわせて研修の目的としております。
 韓国語を学びながら研修しなければならず、韓国での奉仕先教会探しが難航しました。秋口に決まりかけたかと思ったのですがうまく行かず、在職する教会の今後を考えると辞任表明をのばすこともできずに苦しみました。
 それでも志しが違いながら「喰えないから喰うために教会に留まる」という選択は困難でした。献身者として自我が分裂したら、こののち神に仕えることが難しくなります。そこで最後に残った候補教会からのやや期待を持たせるオファーをあてにして、2005年の年頭に教会を辞することを表明しました。
 ところが、その最後の候補教会との交渉は、あっさり決裂しました。二人の小学生の親権と養育義務のある者としては、かなり途方に暮れました。
 「元来は日本のキリスト教伝道のためにやろうと思ったことだろう」と思い直し、急遽日本の関係教会に援助を求めました。その結果、身勝手で無謀な計画であるにもかかわらず、いくつかの教会が真剣に検討してくださり、うち一教会が教会として、他の一教会が募金を募る形で援助してくださることになりました。
 一般的には「非常識」ですので、援助してくださるかたたちの援助までが「非常識」のそしりを受けかねません。助けてくださったかたがたが将来評価されるには、私どもが韓国の信仰を持ち帰ることで日本のキリスト教会に一大リバイバルが起きれば良いのですが、どうなりますことやら……。(それには私の信仰が深まるだけでなく、日本の牧師同士の間でもう少し政治的にうまくやることも必要であるような気がして、今後の方針が整理できません。)
 それらの教会、関係者のみなさまに対しては、韓国での学びの成果を報告することと、韓国教会とのパイプとなることを自らに義務づけましたが、それ以上の報恩は神の特別なお計らいがなければ出来ません。
 これらの経緯から、妻は神のご計画の不思議さに感じ入っています。
 もっとも、上のような事情ですから、まだ経済的な保証が十分ではありません。どうぞお志しのあるかたは献金、募金にご協力ください





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